この場所とともに、
映画を見守った時間
映画『汝、星のごとく』のロケ地となった友浦サイト。店主の渡邊祐子さんに、撮影当時の思いと、この場所への愛着をうかがいました。

渡邊 祐子さん
友浦サイト:店主
撮影依頼を受けたとき、最初に感じたことを教えてください。
今治地方フィルムコミッションから、ロケ地として正式に決まったと聞いたときは、まず驚きと嬉しさで、しばらく呆然としてしまいました。「本当にここが映画の舞台になるんだ」と思うと、嬉しさと同時にドキドキして、胸がいっぱいになったことを覚えています。
普段何気なく過ごしているこの場所が、映画の中でどのように描かれるのか。たくさんの方に見ていただけると思うと、楽しみな気持ちとともに、少し緊張もありました。それでも何より、「この場所を選んでもらえたことが嬉しい!」という気持ちが一番大きかったです。
撮影期間中、一番印象に残っている出来事は何ですか。
撮影期間中、キャストの皆さんと目が合うと、笑顔で微笑んでくださったり、気さくに話しかけてくださったりしたことが、とても嬉しく印象に残っています。
また、普段は見ることのできない、映画のセットが一から出来上がっていく過程を間近で見ることができたのも、貴重な体験でした。スタッフの皆さんが、細かなところまで丁寧にこだわりながら、一つひとつのシーンを作り上げていく姿を見て、その素晴らしい仕事ぶりに感動しました。
スタッフの皆さんとのふれあいや、映画が出来上がっていく裏側を実際に見ることができたことは、私にとって忘れられない思い出です。普段では決して経験できない、貴重な時間を過ごさせていただきました。

普段見慣れた場所が映画の舞台になって、どのように感じましたか。
普段から見慣れている場所なのに、映画という作品の中で切り取られ、映像として残されることで、いつも見ている風景とは違って、より素敵に見えるのがとても不思議な感覚でした。
「ここはいつも見ている場所なのに、こんなに魅力的に映るんだ」と、改めて驚かされました。
映画を通して、何気ない日常の風景の中にも、このまちならではの美しさや魅力があることに気づくことができました。自分たちが暮らす場所を、改めて好きになるきっかけにもなったと思います。


あなたにとって、この場所の一番好きなことを教えてください。
自然に囲まれた、この場所のありのままの姿が一番好きです。
もちろん、リノベーションなどを施し、少しずつ手を加えている部分もありますが、それが周りの自然にうまく馴染み、今では私たちの暮らしの一部になっています。日々の手入れは大変なこともありますが、手をかけるからこそ、この場所への愛着も深まっていくのだと思います。
自然と人の暮らしが無理なく調和している、そんな素敵な場所であることが、私の一番好きなところです。
映画をご覧になる皆さんへメッセージをお願いします。
美しい刺繍の世界と、息をのむほど美しい瀬戸内海を舞台に繰り広げられる映画『汝、星のごとく』を、ぜひご覧ください。物語はもちろん、瀬戸内の美しい風景や、そこに流れる空気感も、ぜひスクリーンを通して感じていただければと思います。
映画を観終えたあとには、きっと瀬戸内、そして今治を訪れてみたくなるはずです。ぜひ作品の世界を、劇場で味わってください。
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