海の向こうにある営みと、
映画を見守った時間
神奈川から移住し、ご夫婦でCafe Shozanを営んでいる広田裕子さん・俊雄さんに、映画撮影当時の思いと瀬戸内の風景の魅力をうかがいました。

CAFE SHOZAN
広田 裕子さん・俊雄さん
Cafe Shozan
01
撮影依頼を受けたとき、最初に感じたことを教えてください。
原作を読んだ翌日、店の海を背景に本を撮ってInstagramへ投稿し、「絶対映画化されると思うので楽しみ」と書いていました。まさか自分たちの店が撮影地になるとは思っていなかったので、依頼を受けたときは驚きとともに、不思議なご縁を感じました。
02
撮影期間中、一番印象に残っていることは何ですか。
美術スタッフの皆さんが、ほんの一瞬のシーンのためにも長い時間をかけ、細部まで作品の世界観を作り込んでいたことです。いつもの風景が、丁寧な仕事によって映画の世界へ変わっていく過程に感銘を受けました。

03
普段見慣れた場所が映画の舞台になって、どのように感じましたか。
もともと映画のロケ地を調べて訪れることが好きでした。今度は自分たちの身近な場所が、映画に登場する側になったことが不思議で、同時にとても嬉しく感じています。


04
お二人にとって、この場所の一番好きなところを教えてください。
穏やかな瀬戸内海だけでなく、対岸の集落や造船所、人々の生活や仕事といった「営み」まで感じられるところです。自然と暮らしを一緒に感じられる、瀬戸内らしい風景がこの場所の魅力だと思います。
05
映画をご覧になる皆さんへメッセージをお願いします。
瀬戸内海には、穏やかで静かな表情だけでなく、潮がぶつかり渦潮が生まれる激しさもあります。その穏やかさと激しさを、櫂と暁海の人生に重ねてご覧いただけたらと思います。
風景とともに二人の心の揺れを感じながら、物語の奥深さまで味わってください。
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