いつもの職場が、
映画の舞台になった日
暁海の職場として撮影が行われた丸今青果。ロケ地を提供した代表取締役の砂田和彦さんと、
エキストラとして撮影に参加した社員の武田江利子さんに、撮影当時の思いをうかがいました。

砂田 和彦さん
丸今青果株式会社 代表取締役
撮影依頼を受けたとき、最初に感じたことを教えてください。
今治地方フィルムコミッションから「候補地はいくつかあります」と伺っていたため、まさか私どもの場所が選ばれるとは思っておらず、決まったと聞いたときは本当に驚きました。
社内でも「まさかここが!」という声が上がり、みんなで驚きながらも、とても嬉しく感じたことを覚えています。
撮影期間中、一番印象に残っている出来事は何ですか。
入社式のワンシーンの撮影が、特に印象に残っています。実際に撮影が始まると、こんなにも多くのスタッフの皆さんが一つのシーンのために関わっていることに驚きました。
また、短いシーンであっても、監督さんが納得のいくまで何度も繰り返し撮影されていた姿がとても印象的でした。一つひとつの表情や動き、場の雰囲気まで細かく確認しながら作品をつくり上げていく姿から、映画づくりにかける並々ならぬ熱意を感じました。
普段なかなか見ることのできない映画撮影の現場を間近で見ることができ、とても貴重で印象深い経験となりました。
普段見慣れた場所が映画の舞台になって、どのように感じましたか。
普段から見慣れている場所が映画の舞台となり、改めてこの地域の魅力を感じることができました。私たちにとっては日常の風景ですが、映画を通して多くの方に知っていただけることは、とても嬉しいことだと思います。
ぜひ多くの皆さんに映画をご覧いただき、瀬戸内海に浮かぶ島々が織りなす多島美や、雄大な橋が広がる美しい景観を感じていただければ嬉しいです。そして映画をきっかけに、「実際にこの景色を見てみたい」と思い、この場所へ足を運んでいただけたら何より嬉しいですね。
この場所の一番好きなところを教えてください。
毎日、社内から眺めることができる来島海峡大橋と、瀬戸内海に浮かぶ島々が織りなす多島美の景観が、この場所の一番好きなところです。
特に、朝日とともに広がる景色は本当に美しく、毎日見ていても飽きることのない絶景です。何気ない日常の中で、こうした素晴らしい景色を眺めることができることが、この場所ならではの魅力だと感じています。
映画をご覧になる皆さんへメッセージをお願いします。
映画を通して、しまなみ海道から望む瀬戸内海の美しい多島美をはじめ、どこか懐かしさを感じる住宅地や商店街、そして港町ならではの風景など、今治市のさまざまな魅力を少しでも感じていただければ嬉しいです。
物語とともに映し出される、私たちにとっては見慣れた日常の風景にも、ぜひ注目してご覧ください。そして映画をきっかけに、「実際にこの景色を見てみたい」と感じていただけたら幸いです。

武田 江利子さん
丸今青果株式会社 社員/エキストラとして撮影に参加
撮影当日の雰囲気はどうでしたか。
限られた時間の中で進められる撮影だったため、現場は終始慌ただしく、独特の緊張感がありました。多くのスタッフの皆さんが、それぞれの役割を担いながら動き、たくさんの撮影機材が並ぶ様子には圧倒されました。
私自身も最初はかなり緊張していましたが、普段なかなか見ることのできない映画撮影の現場を間近で体験することができ、とても貴重で印象に残る経験となりました。
映画づくりに参加して感じたことを教えてください。
映画づくりに参加してみて、想像以上に多くの方々が関わり、それぞれが専門的な役割を担いながら、一つの作品をつくり上げていることに驚きました。また、細かな部分にまで時間をかけ、納得のいくまで丁寧につくり込んでいく姿から、映画づくりの奥深さも感じました。
さまざまな役割を担う皆さんが、それぞれの力を持ち寄り、一つの目標に向かって作品を完成させていく様子はとても印象的で、大きな感動を覚えました。普段はなかなか知ることのできない映画づくりの舞台裏に触れることができ、私にとっても大変貴重な経験となりました。
印象に残っているシーンや出来事はありますか。
一番印象に残っているのは、普段はどちらかというと殺風景な弊社の事務所が、撮影に向けて少しずつ模様替えされ、あっという間に雰囲気がガラッと変わっていったことです。映画の世界観に合わせて空間がつくり込まれていく様子はとても新鮮で、エキストラとして参加した社員の中には、「このままの雰囲気でいいんじゃないか……」と言う人もいたほどでした(笑)。
また、弊社では野菜や果物を扱っているため、それらを別のシーンで使用したいというご要望もありました。季節によって扱える品物が変わるため、撮影時期やシーンのイメージに合うものを慎重にリサーチし、収集する必要がありました。
スタッフの皆さんと相談しながら準備を進める中で、次第に自分たちも映画づくりの一員になったような気持ちになり、みんなで力を合わせて取り組んだことが、とても印象に残っています。
この映画を楽しみにしている皆さまへ一言お願いします。
今治にお住まいの方はもちろん、これまで今治を訪れたことのない方にも、物語を楽しむとともに、映画の中に映し出される今治の美しい景色や街並みを味わっていただけたら嬉しいです。
物語とともに、瀬戸内ならではの風景や、私たちにとっては見慣れた日常の景色にもぜひ注目して、それぞれの「今治」を感じながら映画を楽しんでいただければと思います。
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