いつもの学校が、
映画の舞台へ変わるまで
高校シーンのロケ地となった伯方分校。分校長・松浦仁昭さんに、撮影を迎えたときの思いと、学校や地域の魅力をうかがいました。

松浦 仁昭さん
愛媛県立しまなみ高等学校伯方キャンパス(愛媛県立今治西高等学校伯方分校) 分校長
撮影依頼を受けたとき、最初に感じたことを教えてください。
最初にお話を伺ったときは、「本当に伯方分校で映画を撮影するのか」と、とても驚きました。当時は作品や主演のお二人について詳しく知らなかったため、正直なところ少し戸惑いもありました。
撮影が決まってから原作を読み、物語や作品の世界観を知るにつれて興味が深まりました。生徒たちにとって、実際の映画撮影を間近で経験できることは大きな財産になると思い、撮影当日が少しずつ楽しみになっていきました。
撮影期間中、一番印象に残っている出来事は何ですか。
監督、スタッフ、キャストの皆さんがロケハンに来られ、私が校内をご案内したことです。後になって生徒から「キャストは来ていたんですか?」と聞かれたことも、今となっては微笑ましく、印象に残っています。
撮影では、一つのシーンのために何度も打ち合わせやリハーサルを重ね、細かな部分まで確認していました。一つの作品をより良いものにするために真剣に向き合う、皆さんの強い思いを感じました。

普段見慣れた場所が映画の舞台になって、どのように感じましたか。
普段から見慣れている廊下や教室が、撮影スタッフの皆さんの手によって映画の舞台へと変わっていく様子には、とても驚きました。映画づくりを通して、見慣れていた学校の風景にも新たな魅力が加わることを実感しました。
撮影後も作品の情報や映像が公開されるたびに、「ここで撮影したんだ」と思い出します。普段過ごしている場所が映画の中に登場することは、とても不思議で、同時にうれしい経験でした。
この場所の一番好きなところを教えてください。
伯方島の豊かな自然と、人と人とのつながりが温かいところです。美しい海に囲まれ、穏やかな時間が流れる一方で、地域の方々のつながりが強く、学校も日頃から温かく支えていただいています。
生徒と教職員、地域の方々が互いに支え合う距離の近さや、地域全体で子どもたちを見守る温かさこそが、伯方島の大きな魅力だと感じています。


映画をご覧になる皆さんへメッセージをお願いします。
映画をきっかけに、伯方島をはじめ、しまなみ海道の美しい自然や、そこに暮らす人々の温かいつながりにも興味を持っていただければうれしく思います。
映画の中で本校の廊下や教室など、普段見慣れている風景がどのように描かれているのかにも注目して、作品をお楽しみください。そして、伯方島やしまなみ海道を実際に訪れてみたいと思っていただけたら、とてもうれしく思います。
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